本日は、BMW M3の4輪アライメント調整のご依頼をいただきました。 奥にある車は、フェラーリP4レプリカという車です。 左にあるのはP4のリヤカウルです。(色々作業中です)
当社にて使用するアライメントテスターはBANZAI製BEISSBARTHという名前です。 タイヤ4輪にセンサーをつけるアタッチメント等をしっかり固定し、 各センサーの位置をコンピューターにて解析し、作業者に現在のアライメントの 数値を目でわかるように示してくれる優れもののテスターです。 私事ですが、当社にいる前はアライメントテスターはほとんど触ったことは ありません。なぜかという一般的にアライメントテスターは非常に高価です。 そして、なければないなりにやる方法はあったからです (簡易的な測定テスター等を使用したりです) ですが実際にアライメントテスターを使用すると理屈ではわかるのですが、 トーを調整するとこんなにキャンバーやキャスターが動くんだというのが アライメントテスターのモニターを見るとすぐわかるのが最初は感心しました。 ですが、作業していく中で今度はそんなに動かないで(特にシム調整タイプ)と思う ことや、リヤはバッチリ調整して今度はフロントを調整して完了と思いきやリヤが 基準値から外れて再度調整したりして終わらないなーと思うことはもう多々あり、 反対に思い通りに調整できたときはその分、非常にうれしいです。
上下の写真はアライメント用リフト上からの写真です。この状態から右端のアライメントテスターのモニターを見ながら車のステアリングホイールを右に左に動かしてアライメント数値をテスターが算出します。
この作業中は特に調整後はドキドキの瞬間です。 ですがご近所さんが通られている時はリフトに乗って何してるのかなと思われてるんだろーなーと作業してます。 余談はいっぱいでしたが、バッチリ基準値に調整して最終確認で実際にロードテストをして作業は完了です。 現在は、フェラーリF348、F360CS、F40、BMWM3、MBSL55AMG、 MBSL500、FIAT500アバルト、ポルシェ996カレラ、ロータスエリーゼなどの アライメント調整の実績があります。その他の車両も膨大なデーターがありますので ご興味のある方はご連絡下さい。